アメリカンコーヒーとは

アメリカンコーヒー

【アメリカンコーヒー】ってどこのカフェにもありますよね?

【ブレンドコーヒー】と同じくらいメジャーなコーヒーですよね。そんな【アメリカンコーヒー】ですが、おそらく【アメリカン】=薄い。【ブレンド】=普通。って思ってる人がほとんどですよね!

そんな【アメリカンコーヒー】について今回は書きます!本当に薄いだけなのか?真実がわかります!

※ブレンドコーヒーに関してはこちら→ブレンドコーヒーとは?何気に知らない【混ぜる】理由

アメリカンコーヒーとは

【アメリカンコーヒー】は、【ブレンドコーヒー】よりお湯を多く入れるため「薄いコーヒー」として認識されていることが多いです。その通り、お湯を多めに入れて薄めて提供しているカフェもあります。しかし!【アメリカンコーヒー】は「浅めに焙煎したコーヒー豆で淹れたコーヒー」のことである!

浅めに焙煎する?

コーヒー豆はもとは生豆という黄緑色の豆なんです。この豆を焼くことで、普段よく目にする茶褐色のコーヒー豆となり、コーヒーらしい苦みと酸味の味わいになります。このコーヒー豆を焼く工程を【焙煎】と言います。

超簡単に説明すると「浅めに焙煎」というのは、短めの時間で焼いたコーヒー豆ということです。

つまり【アメリカンコーヒー】とは「短めの時間で焼いた豆(浅めに焙煎したコーヒー豆)で淹れたコーヒー」ということ!ちなみに、【アメリカンコーヒー】は、ほかのコーヒーよりもお湯を多めに入れるのが特徴で、より薄く感じるようになっているのです!

なので、【アメリカン】=薄い。はほぼほぼ正解ともいえると思います。

浅煎りのコーヒーってどんな味?

【アメリカンコーヒー】はただ薄いのではなく、浅めに焙煎したコーヒー豆を使用したコーヒーということでした。

「浅煎りのコーヒー豆」は苦みが少なくなり、その分酸味が増します。ですので、「浅い=薄い」ではなく「濃い」=苦み。「薄い」=酸味。という感じで、単純に「苦み」がコーヒーの濃さだという観点で見たら、【アメリカンコーヒー】は苦みがなく酸味が強いコーヒーということなので、酸味の強いコーヒーが飲みたい=【アメリカンコーヒー】というのが本来の意味です!

アメリカンコーヒーはなぜ浅煎り

アメリカンコーヒーが薄いというイメージは「第二次世界大戦」が関わっているんです!

コーヒーが持つ、「覚醒効果」や「興奮」を促す作用などなど、兵士にとって必要とするものでした。戦時中はコーヒーが全て軍に提供されてしまったため、庶民がなかなかコーヒーが飲めないという状況がありました。

そこで!少ない豆でコーヒーを飲むために、一度淹れたコーヒーのカスを使用し、また、コーヒーを淹れるような節約術がこの時庶民に広まり【アメリカンコーヒー】=薄い。という認識になっていったとされています。

カフェでアメリカンコーヒーを頼む!

ほとんどのカフェで【アメリカンコーヒー】を飲むことができますよね?基本的には【ブレンドコーヒー】と同じ価格で、でも!量は多く!これがアメリカンの特徴ですね!

ドトールのアメリカンコーヒー

私が一番【アメリカンコーヒー】を飲むカフェは「ドトール」です。単純に職場に近いので仕事の合間でスキあらば行ってコーヒー飲んでる感じですね(笑)

私自身、味覚には正直自身はありませんが、ドトールのアメリカンは、苦みはかなり薄くて、酸味の強いイメージです。でも飲みやすいのでいろんなフードメニューでも合う気がします。大体、レジに並んでるマドレーヌかバウムクーヘンと【アメリカン】を頼むことが多いですね!今では店員さんに覚えられてて、勝手に【アメリカン】でよろしいですか?って聞かれる(笑)

本場アメリカでは?

【アメリカンコーヒー】はアメリカでは多くの人が砂糖やミルクを入れて飲みます。

日本ではコーヒーに砂糖やミルクを入れるとコーヒー本来の味じゃなくなる!みたいな評論家の意見に賛同してしまい、入れるに入れられないくなってる人も中にはいると思います。

私も以前はかっこつけて「ブラックで」なんて言ってましたが、今では「カフェラテください!砂糖も追加で!」って感じで頼んでます(笑)

でも、そもそもコーヒーの飲み方に決まりはありません!ブラックが好きならそのまま…甘くないと飲めない人は砂糖たっぷり入れて…そんな感じで、ブラックでも砂糖とミルクをたっぷり入れようが、どんな飲み方をしようが、特に決まりなんてないんです!コーヒーは自由に楽しんで飲みましょう!

まとめ

以上が【アメリカンコーヒー】とは?の内容でした!

ブレンドとアメリカンの違いがこれで理解でしたと思います。

コーヒーの種類とその味の違いを理論的に把握することで、コーヒー選びの楽しさが加わりますね?これからカフェに行ったときはこの内容を理解したうえで味の利害と楽しんでみてください!

ではまた!

 

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