世界一高いコーヒーは100g50,000円!

世界一高いコーヒー

タイトルからビックリした方もいると思いますが、あるんです!

世界中で愛され続けるコーヒーですから、やっぱり貴重なものってあるんですよね!


おいおいたまには俺に語らせてくれよ!

おっ!?
たまに出てくるソルト君!

たまにってなんだよ!!

こういうことなら俺に任せろ!

では、高級豆の知識をお話しする前にまずはコーヒーの歴史を話そう!

コーヒー伝説~カルディ~

9世紀の現在でいうエチオピアに当たるところ、そこにアラビア人の”カルディ”というヤギ使いの少年がいました。

広い牧草地でヤギを放し飼いにしている時に、なぜか飛び跳ねて騒ぐヤギがいることを不思議に思っていたカルディ…

ふと周りを見渡すと、赤い木の実がある。この赤い木の実を食べたヤギが飛び跳ねていることに気が付く!

その身をカルディ少年は自ら口にしてみると…とても爽快な気分になり、仕事への活力がみるみる出てきたという…

この「コーヒー豆とカルディ少年の出会い」…これがコーヒーを始めて人が口にした出来事と言われています。

この赤い木の実をカルディは自分の尊敬している修道士さんに教えます。眠気が覚めて活力が出る!そんなこの赤い木の実の効果は修道院の儀式に参加する弟子たちの眠気を防止するためにとてもいい!と重宝されるようになったのです。

カルディ少年が見つけたヤギの興奮状態から、それを修道士さんに教えた。この出来事が今では世界中で愛されるコーヒーとなるとはカルディ少年も想像してはいなかったであろう…

コーヒー伝説~オマール~

13世紀半ばの話

イスラム教の聖職者オマール。当時モカと呼ばれる国で活躍していました。

ある日、このオマールはこの国の王女の病を祈りの力で治したとして、国王に功績をたたえられましたが、その一方でこの王女に恋心を抱くのです。これを知った国王は怒り、このオマールを山奥へ追放します。

生きる意欲を失ったオマール。そんなオマールのもとにある一羽の鳥が舞い降りてきました。そのきれいな鳴き声に耳を奪われながら、ふと周りの木を見てみると、初めて目にする赤い木の実が…空腹に耐えかねたオマールはその赤い実を口にします。すると!その赤い実のおいしさに感動。たくさん摘み取ってその実から作ったスープはオマールの気分を高揚させました。

このオマールが作ったスープが彼を慕う人々へ伝わり、病気に苦しむ人々を救う存在として名誉挽回。これが再びモカの町に戻るきっかけになりました。

と、ここまでがコーヒーの歴史だ!

所説あるがこの二つの話がコーヒー誕生のもっとも有力とされている。

ちなみに皆さんも知ってるかたはいるだろう…コーヒーショップのカルディ…このヤギ使いの少年の名前からきているそうだ!

ではここからが本編です!

世界一高いコーヒーは?

なかなか物知りだねソルト!
お前にばっかいいところとられてたら悔しいからね!
いやいやソルト君の知識の量は僕より上だよ。
今回の記事は完全にお任せします。
おう!任せろ!

第5位 ブルーマウンテン

世界一高いコーヒー

原産国:ジャマイカ

100g当たりの価格:約2,000円

ジャマイカのブルーマウンテン山脈のさらに限られた地域のみで栽培されるコーヒー豆。名前はほとんどの方が聞いたことあるのではないでしょうか。香りが非常に高い、繊細な味。 標高800~1200mの特定エリア以外で栽培されたものはブルーマウンテンと名乗れないといういことです。

それでも、なんと!このブルーマウンテンは80%が日本に輸入されています。英国王室御用達というのが人気に拍車をかけている。だからあまりにも安いブルーマウンテンは偽物という可能性もあるので、購入する際はきちんとした金額で販売元がしっかりしたところで購入するようにしましょう。

このブルーマウンテンは酸味、甘味、苦味、コク…すべてにバランスが素晴らしくとれているコーヒーです。
ブルーマウンテンはミディアムロースト(中浅煎り)が良い。紙や布のフィルターを使って丁寧に抽出してそのまま味わっていただくことを推奨いたします!

 

第4位 コピ・ルアク

第4位 コピ・ルアク 世界一高いコーヒー

原産国:インドネシア共和国

100g当たりの価格:約5,000円

ジャコウネコの糞の中のさらに、未消化の豆のことです!糞の中って驚きですが、果実は栄養源となりますが、種子である豆は消化されず排泄されるんです。それを綺麗に洗浄して焙煎します。 ジャコウネコの腸内の消化酵素の働きによって、独特な香味が加わるというわけです

※1995年に、【ジャコウネコの排泄物から集めた世界一高価なコーヒー】としてイグノーベル賞を受賞したこともあります。

 

第3位 パナマ・ゲイシャ

第3位 パナマ・ゲイシャ 世界一高いコーヒー

原産国:パナマ共和国

100g当たりの価格:約10,000円

「ベストオブ・パナマ」と呼ばれるコーヒー豆のオークションにおいて、2004年~2007年の間、連続で2位以下を大きく引き離し1位を獲得していました!その後、このゲイシャの木が圧倒的に美味しすぎるといった逆苦情が多発!なんとそのあと出場できなくなるまでの事態となりました。その後、エスメラルダ農園の娘さんがパナマ・コーヒー協会の会長になり、パナマ・ゲイシャはオークションに復帰できたという世界最高峰の豆です!

ちなみに「ゲイシャ」という名前から日本との関係があるのか?って考えちゃいますが、全く関係ありません!「ゲイシャ」というアラビカ種の木の名前だそうです。
以前、Lawson(ローソン)でもこのゲイシャコーヒーが限定販売されたことがあった。そのときなんと!一杯500円というコンビニの提供するコーヒーとしては破格のお値段にも関わらず大人気となったことがありました!

 

第2位 カペ・アラミド

第2位 カペ・アラミド  世界一高いコーヒー

原産国:フィリピン

100g当たりの価格:15,000円

インドネシアの「コピ・ルアク」と同じくジャコウネコの糞から採れたコーヒーです。なぜインドネシアの物よりやはり天然物という希少性によるもの。「コピ・ルアク」は飼育されているジャコウネコから生産するのに対し、フィリピンの「カペ・アラミド」は野生のジャコウネコから採れるものだけを使用!なので高価になっています!
朝早くから一日中探し回っても日に1kgしか採れない超希少なコーヒー豆!

第1位の前に…日本一高いお茶はいくら?(豆知識)

日本一高いお茶は?

 

たった3g!で5,400円のお茶がある!

【茶工房 比留間園】で販売されていて「世界で一番高価な茶」日本一の手もみ茶と言われています。

詳しくはこちら

第1位 ブラックアイボリー

第1位 ブラックアイボリー 世界一高いコーヒー

原産国:タイ

100g当たりの価格:約50,000円

驚愕の値段!破格の超高級コーヒー豆!!こちらはゾウの糞からとれる豆です!

上位がすべて糞の中から取れるもので、もはや糞が高いみたいになっていて理解不能な世界ですね!
約30頭ほどしかいないゾウが暮らす、「ゾウ保護センター」で採られるものです。

コーヒーの実を1日に2回、おやつとしてゾウに与え、排泄された糞を一粒一粒採取。その後丁寧に洗浄、焙煎した物がこの「ブラックアイボリー」です。

ジャコウネコは雑食ですが、ゾウは草食です。そこに大きな違いがあります。 どう効果が働くのかはよくわかりませんが、なめらかな口当たりと強い香りがあるようです。実際に飲まれた方の感想では「全く苦味がなく、チョコレートのようにマイルド」と絶賛しています!

まとめ

どうだ!
さすがに50,000円のコーヒーとはなかなか飲める機会なさそうだが・・・
ただ、こういう知識を知っていると、デートでちょっとカフェに入ったときに軽ーく話せると「この人物知りだ」って思わせることができるかもね!
ただし!あまりうんちくを語りすぎるとひかれるのでほどほどに(笑)
じゃあまた!

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