【2020年最新版】ファイナンシャルプランナー講座を受けてすべて記事にしてみたpart1|ユーキャンの2級FP

❷6つの係数の活用

資金計画を立てる際、様々なシミュレーションが必要になりますが、こんな時便利に使えるのが係数です

係数を使うと計画を立てるために必要な数字が比較的簡単に計算できます

ここでは代表的な6つの係数の使い方を紹介します

(1)終価係数

終価係数は預入れ元本を一定の利率で運用した時に一定期間後にどのくらいの元利合計になっているかなどの複利計算に使います。

■計算例

Q:元本100万円を年利率2%で複利運用すると10年後にはいくらになっているか?

A:終価係数表で利率2%と年数10年が交差する係数(1.219)から元利合計を求めます

1,000,000円×1.219=1,219,000円

(2)現価係数

現価係数は終価係数とは逆に一定期間後の目標額を達成するために必要な現在の元本を求めるときに使います。

例えば住宅購入の頭金や結婚資金などを計算する際に使います

■計算例

Q:5年後に800万円の住宅購入頭金を貯めたい。年利2%で府k理運用すると今からいくら預ければよいか

A:現価係数表で利率2%と年数5年が交差する係数(0.906)から預入資金を求めます

8,000,000円×0.906=7,248,000円

(3)減債基金係数

減債基金係数は住宅資金の積み立てなど貯蓄目標額を達成するために毎年どれだけの積み立て金が必要かを求める際に使います

■計算例

Q:5年後に800万円の住宅資金を貯めたい。年利2%で複利運用すると毎年いくらずつ積み立てればいいのか

A:減債基金係数で利率2%と5年が交差する係数(0.192)から済みたて額を求めます

8,000,000円×0.192=1,536,000円

(4)年金終価係数

年金終価係数は毎年一定額を定期的に積み立て運用した時に一定期間後の元利合計がどのくらいになっているかを求める際に使います

■計算例

Q:毎年100万円を年利2%の複利運用で積み立てたとき10年後の元利合計はいくらになっているか

A:年金終価係数表で利率2%と遠陬10年の交差する係数8(10.950)から10年後の元利合計を求めます

1,000,000円×10.950=10,950,000円

(5)資本回収係数

資本回収係数は一定額の資金を一定期間ごとに均等に取り崩したときに毎年受け取れる年金額や元利均等返済でのローンの返済額などを求める際に使います

■計算例

Q:1000万円をねんり2%で複利運用しながら10年間毎年均等に年金を受け取りたい。年金額はいくらになる

A:資本回収係数表で利率2%と年数10年の交差する係数(0.111)から毎年の年金受取額を求めます

10,000,000円×0.111=1,110,000円

(6)年金現価係数

年金現価係数は毎年一定額の年金を受け取るためには予めいくらの資金を用意していなければならないかなどを求める際に使います

■計算例

Q:毎年100万円ずつ20年間受け取りたい。年利率2%で複利運用すると手元にいくら資金が必要か

A:年金現価係数表でねん利率2%と年数20年の交差する係数(16.351)から必要資金を求めます

1,000,000円×16.351=16,351,000円

 

 

 

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