【連載】双子を育てる|妻の退院から赤ちゃんの退院まで|NICUからGCUへ

第1話:【連載】双子を育てる|妊娠発覚した時のリアルな心情を告白|その時パパは?
第2話:【連載】双子を育てる|双子であることが発覚!その時どうする?
第3話:【連載】双子を育てる|双子発覚から変わった生活|家、車、仕事どうする?
第4話:【連載】双子を育てる|妊娠初期|悪阻との闘いと体調管理|兄弟のケア
第5話:【連載】双子を育てる|妊娠中は夫としてどんなサポートが必要なのか?ベビーカーは横?縦?
第6話:【連載】双子を育てる|妊娠後期どんな生活なのか?そして直前に準備するものは?緊急入院の結果どうなった?
第7話:【連載】双子を育てる|緊急入院からの緊急出産|その時夫は仕事中…どうする?
第8話:【連載】双子を育てる|緊急出産のとき僕は何をしていた?|双子出産のリアル体験(パパ目線)
第9話:【連載】双子を育てる|帝王切開からの入院|そして退院までの夫ができるサポートは何?

そして今回が最終話!

この記事をおすすめしたい人

  • これから出産に関わる全ての人

前回までの話は帝王切開後、妻が1週間ほど入院し、退院までのお話でした

本当の子育てはここからがスタートです!

今回やっとお腹から「おギャー」と産まれて初めて外の世界に出るときが来ました

妊娠からここまでを簡単に振り返ります
※もうすべて読んだという方は目次の【長男次男を迎えに】からご覧ください


ここまでのダイジェスト

妊娠発覚

すでに7歳の長男と3歳の次男がいる状態からの3人目の妊娠が発覚!
気持ちの整理をしつつ産婦人科に通う・・・
第1話:【連載】双子を育てる|妊娠発覚した時のリアルな心情を告白|その時パパは?


双子発覚

そして予想だにしない「双子発覚!」
驚きでいっぱい…正直どうしよう…ってことしか頭になかった…泣
双子の出産となるとNICUがある病院に行かなくてはならないので大学病院に転
第2話:【連載】双子を育てる|双子であることが発覚!その時どうする?


生活が変わる

家族が増えれば生活もかなり変わる…
車を買い替えないといけない…家を広くしないといけない…
収入を増やさないといけない…
そんないろんな問題に直面する現実
第3話:【連載】双子を育てる|双子発覚から変わった生活|家、車、仕事どうする?


妊娠初期

うちの妻は長男を妊娠中に「切迫」を経験しています
だからこそ徹底して体調管理、無理はしない…
悪阻
妊娠している妻だけでなく、僕自身や息子たちの体調管理も大切な時期
第4話:【連載】双子を育てる|妊娠初期|悪阻との闘いと体調管理|兄弟のケア


妊娠中期

今のうちに行けるところは行っておく!
夫としてこの時期にサポートできることは何か?
そして双子が誕生した時の準備、名前はどうするの?
第5話:【連載】双子を育てる|妊娠中は夫としてどんなサポートが必要なのか?ベビーカーは横?縦?


妊娠後期

このころもうお腹はパンパン!夫はフル活動!
車を乗り換え一軒家に引っ越しも!
そして緊急入院!バタバタな妊娠後期はあっという間でした
第6話:【連載】双子を育てる|妊娠後期どんな生活なのか?そして直前に準備するものは?緊急入院の結果どうなった?


緊急入院からの緊急出産

大学病院の入院生活はどんな感じなのか?
緊急出産になったとき夫である僕はどうしたのか?
第7話:【連載】双子を育てる|緊急入院からの緊急出産|その時夫は仕事中…どうする?


緊急出産

ついにこの時が!帝王切開で産むってどんな感じなのか?(夫目線)
双子との感動の対面はあっという間!?
NICUってどんなところなのか?
第8話:【連載】双子を育てる|緊急出産のとき僕は何をしていた?|双子出産のリアル体験(パパ目線)


出産から退院まで

妻の退院までを解説!
赤ちゃんとは1日数十分しかあえませんでした
そして気になる退院時の支払い・・・なんと驚愕の〇〇万円!!!
第9話:【連載】双子を育てる|帝王切開からの入院|そして退院までの夫ができるサポートは何?


と、ここまでが【連載】双子を育てるのダイジェストでした1

そしてついに赤ちゃんの退院に日が!

連載最終話ご覧ください!

長男次男を迎えに

緊急入院の時に長男と次男は実家の新潟に預けていました

ちょうど子供たちが夏休みということもありタイミングはよかったのかなと思っています
関連記事:【連載】双子を育てる|緊急入院の結果どうなった?

迎えに行くといっても長居はできません

トンボ返り

妻が退院したその日の夜中に僕一人で新潟に車で行きました
深夜2時頃実家に到着し、一休み…

お昼ご飯までは一緒に実家で過ごしたらすぐに出発!

およそ20時間で新潟まで行って帰ってきました(笑)

両親は

うちの両親はこの時69歳…(2019年8月)
小学1年生と幼稚園年少さんの男の子2人を約2週間も預かるという重労働(笑)
正直大変だったそうです・・・

申し訳ないという想いもあったけど子供たちは田舎の生活を存分に楽しんでいたようなので許してくださいm(__)m

今思い返すと

この時次男は3歳で、親から離れるというのが初めてでした
だから実家に預けて僕だけ帰る時、超大泣きしてたんです
嬉しいような寂しいような複雑な思いで2人を実家において帰った記憶があります
その時長男は次男を慰めてくれていたそうで、それを後々聞いた時も感動しました!

といっても、さすがは3歳・・・
僕が家を出て、泣いてたのは30分くらいで、すぐに寝てしまい、起きたら長男と駆け回ってはしゃいでたそうです(笑)
子どもの順応性に驚かされます!

赤ちゃんとの面会

長男、次男も無事こっちに戻ってきて、あとは赤ちゃんの退院を待つばかりです

その間も妻が入院中と同じく、面会の予約を前日までにして、その時間に病院に行くという毎日でした

NICUに面会に行く

前回の記事でもお伝えしましたが、NICUは入るときにとても厳重にチェックされます
関連記事:【連載】双子を育てる|帝王切開からの入院|そして退院までの夫ができるサポートは何?

いつはNICUに入れるのは親だけなんです
※病院によって違うかも・・・

なので長男、次男は入ることができません

でも長男次男は夏休み中なので、留守番させるわけにはいかない…
というわけで、病院へはみんなで行くんだけど、NICUに入るのは妻だけで僕と長男次男は待合で待つという感じでした

ちょっと会いたいという気持ちもありましたが、長男もその思いは強かったらしく、一緒に我慢しよ!って言い聞かせていました

ちなみに次男はまだ弟が産まれたっていう自覚が全くない状態なので病院に行っても何しにここ来てるの?って感じ(笑)

引っ越し

出産の2か月前くらいにいい物件を見つけ、なんとか引っ越しが退院前に決まりました

そして赤ちゃんの退院予定日の2日前!

そんな直前に引っ越したんです(笑)

2LDKから4LDKへ

以前住んでた家は2LDKのアパートで家賃が駐車場込みで12.5万円(築1年)
小学校まで徒歩2分とめちゃくちゃ好立地でした

双子が産まれるということで、部屋がもっと多い方がいい!そして見つけた物件が
4LDKの一軒家で駐車場2台分ついて家賃15万円!(築20年)
小学校まで徒歩12分くらい…遠くなって長男はちょっと嘆いてました(笑)
ちょっと高いけど仕方ないです…築20年でも水回りはリフォームしてたので即決でした

引っ越し当日

そんな家に引っ越し当日は長男がちょうど夏休み明けで、学校に行くときは以前のお家から…
そしてかえって来るときは新居に!という異例な感じの体験をしました(笑)

無事に引っ越しは完了し、赤ちゃんの受け入れ態勢もバッチリ!

ちなみに間取りは

  • 1階がLDKと6畳の和室
    和室が赤ちゃんと妻が普段過ごす場所
  • 2階が6畳の洋室3つ
    僕の仕事机と長男の勉強机が一緒の部屋
    僕と長男と次男、3人で寝る部屋
    まだ使わない部屋

NICUからGCUへ

特に小さく産まれてきた赤ちゃんが過ごすNICUから、ちょっと成長して、ミルクが飲めるようになったり、お風呂に入れられるくらいに大きくなると今度はGCUに移動します

GCUとは?

NICU(えぬあいしーゆー/Neonatal Intensive Care Unit)で治療を受け、状態が安定した後に移され、ケアを受ける部屋である。継続保育室、回復治療室、発育支援室など様々な訳語が当てられる。

低出生体重で産まれたり、状態が悪かったりなどの未熟児や新生児は、NICUで治療を受け、ある程度状態が落ち着き、保育器(クベース)無しでも自力で体温管理・呼吸ができるようになると、GCUに移動して退院の準備を行なう。

NICUは、未熟児が成長できるように母親のお腹の中の環境になるべく近づけるため、室温は高く保たれ、照明も暗くし、騒音などに配慮された静かな環境づくりがなされているが、GCUは退院に向けて自宅のような環境に近づけるために、昼間は明るく、夜間は照明を落とすなどして、昼夜のリズムをつけるような環境づくりがなされている。

NICUにいる間は、妻が毎日面会に行き、ミルクのあげ方母乳のあげ方を練習してました
特に母乳のあげ方の練習すごかった!
2人同時におっぱいあげる練習もしてました(笑)
実際に今でも(もうすぐ1歳)ふたり同時にあげる時あります(笑)

GCUに移動すると、沐浴(お風呂)の仕方を教えてもらいます
今までも二人の子を育てているので経験はしていますが、久しぶりということと、双子なのでかなり小さい・・・
とても小さい体を沐浴させるのは初めはとても緊張すると思います

体重が2300gを超えたら退院できる

以前産まれた時の体重を公開しましたが・・・
関連記事:【連載】双子を育てる|緊急入院からの緊急出産|その時夫は仕事中…どうする?

産まれた時は2300gを二人とも超えていました
もう2300超えてるじゃん!って思うかもしれませんが、出産を経験してる人はご存知、産まれた後ちょっと体重減るんですよね!

うちの子は2300gくらいで生まれて次の日には2100gくらいになっていました
※これはお母さんのお腹の中にいた時の羊水の関係ですね!

なので、2100gくらいからまた2300gまで体重が増えてやっと退院できるって感じでしたね!

って今考えたら、二人合わせて4600gが一つのお腹の中にいたって思うと母強し!って思います

赤ちゃん退院

ついにこの日がやってきました!

退院の日は長男は小学校、次男は幼稚園が始まっている期間だったので、僕と妻二人で病院へ

退院の手続きはあっさり

妻の退院の時に赤ちゃんの分の入院費も事前清算していたので退院の日はとてもスムーズでした
※事前に清算しても入院が長引く場合は追加で料金が発生することもあります

GCUで赤ちゃんを引き取り、看護師さんに挨拶を済ませ、無事退院!
ちょっとした退院の手続きだけで帰れたのであっという間でした

この時に保険の書類とかを病院に提出しました
これが後日数十万円になって振り込まれることになります・・・\(^o^)/

【連載】全10話のまとめ

ちょうど予定の10話まで終わりました!

ここまでお付き合いいただきありがとうございます

今回、双子の出産を経験してみて、一人の時とは違う部分を経験談として執筆させていただき、改めて思うことは
一人目、二人目と出産を経験しているのに、以前の妊娠中の記憶とかって曖昧になっていて、また新たな経験をしているという感覚でした

特に双子という奇跡の経験だったのでもちろん一人目、二人目とは全く違う経験でした

うちの場合は、3回目の出産で双子でしたが、これが初めての出産となれば不安にある方も多いと思います

双子が産まれてくる確率は250分の1だそうです

そんな奇跡を経験できた僕らはとても幸運です
そしてこれから同じように出産をされる方の為に僕らが経験したことをここに残します

まだまだ子育てはこれからです
一旦、【連載】は終了して、また新たに子育て日記なるものを後日公開します!

是非その時をお楽しみに

ここまで全部読んでくれた皆様に感謝申し上げます

ありがとうございました。