住宅購入の流れを解説!諸費用はいくら?住宅ローンの注意点

住宅購入を考えたら、まず購入までの具体的な流れや全体の段取りを把握しておきましょう

関連記事:住宅ローンの返済方法・計算の仕方|固定金利・変動金利どっちがお得?|ローンの仕組みを徹底解説

この記事を読むべき人

  • 住宅購入を検討中の方
  • 将来住宅を購入する予定の方
  • 毎日物件情報サイトを見てしまう方
  • 住宅ローンの審査が気になる方
ぐむん
ぐむん
ここでは住宅購入を考えている方向けに、全体の流れから購入時に必要な諸費用の目安、契約時の注意点をファイナンシャルプランナーの勉強中の私が解説していきます
新築と中古のちがいも解説してますので、購入前の参考になさってください

3分で読める内容ですのでちょっとしたスキマ時間にご覧ください

住宅購入の流れは?物件見学から入居までの流れ

新築でも中古でも、住宅購入のおおまかな流れは以下のとおり

家族で住宅に希望する条件を話しあったら、まずは情報収集と物件の内見からですね

住宅購入の流れ

  1. 情報収集・物件見学
  2. 住宅ローン検討・審査
  3. 不動産の売買契約締結
  4. 住宅ローン契約
  5. 物件の引渡し
  6. 引越し・入居

住宅の購入を考えてから実際に入居までの期間はおおよそ数か月~半年程度が一般的です

注文住宅の場合、設計や細かいデザインの注文があるので1年以上になることもあります
家族と条件がかみ合わない、予算が足りない、ローンが通らないといった事態にになることもあるでしょう

住宅購入はほとんどの方が一生で一番大きな買い物になります
後悔しないように購入前に予算や希望条件を家族でしっかり話し合っておくことも大切です

住宅購入に必要な諸費用はいつ、いくらかかる?

ぐむっぺ
ぐむっぺ
住宅の購入には物件費用の支払い・ローンの借入れ以外にも、さまざまな諸費用の支払いが必要になります

諸費用の目安は物件価格の約5%~約10%程度で、物件の種別によってかかる費用が異なります。

住宅購入で必要になる諸費用例

  • 印紙税
  • 登記費用
  • 不動産取得税
  • 住宅ローン融資事務手数料
  • 住宅ローン保証料
  • 火災保険料
  • 引っ越し費用

物件の種別ごとにかかる可能性がある諸費用例

  • 新築マンション:修繕積立基金
  • 中古マンション:不動産仲介手数料、固定資産税清算金
  • 新築建売住宅:不動産仲介手数料、水道加入金(引き込み代)
  • 中古住宅:不動産仲介手数料、固定資産税清算金
  • 注文住宅:不動産仲介手数料

※上記はあくまで「かかる可能性がある諸費用例」です

諸費用の目安

  • 新築マンション:物件価格の約3~5%
  • 新築建売住宅:中古マンション、中古住宅:物件価格の約6~8%
  • 注文住宅:物件価格の約10%前後

たとえば3,000万円の価格で新築マンションを購入する場合、諸費用の目安は90万円~150万円ほどになります
中古住宅や注文住宅はさらに多額の諸費用がかかることになります
ローンの頭金を入れると現金で数百万円は用意しておいたほうが安心ということになるでしょう

諸費用を支払うタイミングは種類によってそれぞれ

例えば、印紙税は不動産会社や金融機関との契約時に必要になります
融資事務手数料や保証料などはローン借入れ時に支払います

また物件の種類や不動産会社によっても、支払うタイミングは微妙に変わってきます
いつ支払いが発生しても対処できるよう、購入を計画した段階でまとまった費用を用意しておきましょう

参考:住宅ローンの借入等の諸費用を知りたい|みずほ銀行

住宅ローン契約時の注意点

住宅購入の流れで多くの方が気になるポイントは、住宅ローン契約です

ここではローン契約時の流れと注意点を、物件種別に解説します

住宅ローン契約の流れ

  1. ローン事前審査の申し込み
  2. ローン本審査の申し込み
  3. 金融機関とローンの本契約
  4. ローン融資実行・登記手続き

※注文住宅でつなぎ融資を活用する場合はこの限りではありません

ローン契約時の注意点

どの物件でもまず直面するのが「ローン審査に通らなければ物件購入はできない」ということです
ローン審査に通る方=高年収というイメージがあるかもしれませんが、年収の多寡と審査の通りやすさは別問題なんです

住宅ローンの審査では、本人の収入や借入れ状況に適した借入れ内容になっているかどうかが重要視されるものです
高年収でも多額の借入れがあったり、転職回数が多かったりすれば信用力を疑問視されます
結果、ローン審査が通らない可能性もあるということです

ぐむむ
ぐむむ
どんな方でも身の丈にあった無理のない借入れでローンを申し込むことが、審査に通るために一番重要なポイントです

新築マンションや新築の戸建て住宅の場合、不動産会社の提携ローンを利用すれば、審査も手続きもスムーズに進めやすくなります

中古住宅は新築住宅よりも担保評価が低くなります
だから、マンションでも戸建てでも、ローン審査が不利になるという傾向があります
審査に不安がある場合は・・・

  • 頭金を多く入れて借入金額を減らす…
  • ローン以外の借入れは完済する

などして、返済負担率を下げるようにすることをおすすめします

こちらもチェック!:最大3,000万円が非課税!「住宅資金贈与の非課税の特例」を活用した住宅購入とは?

つなぎ融資

また注文住宅は、他の物件と異なり物件の完成前に借入れできる【つなぎ融資】を使うことができます
【つなぎ融資】とは住宅ローンとは別で組む無担保ローンなので、金利が高く諸費用が別途必要になります
住宅の工期が長引けばその分つなぎ融資の利息もかさみますので、工期が早い業者に住宅の依頼をすることが余計な費用を膨らませない方法です

このように住宅ローンは物件種別によって注意点が変わってくるので、計画はしっかりと立てていきましょう!

参考:住宅ローン(新規)のお手続きの流れ|みずほ銀行

まとめ

情報収集から始まり、実際に入居できるまで、さまざまな手続きと費用がかかります
上記ではある程度の説明なので実際に経験してみるともっと悩むことは多いと思います

諸費用は数百万円かかることもありますし、ローンの借入れでは審査から融資実行まで細かい手続きが必要になってきます

お金の余裕はもちろんのこと、時間にもしっかりと余裕を持ち
家族で住宅に対する価値観をしっかり話しあい、最良の住宅を購入できる状態を作り上げていきましょう

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