【悪用厳禁】LINE公式アカウントを使ったほうがいい理由|美容室編

今回はLINEのお話

この記事を読んだ方がいい人はこんな感じ

  • 美容師さん
  • 予約を伴うサービス提供者さん
  • 経営者さん
  • フリーランス

こんな感じです。

そしてこの記事を読むことでどうなる?

  • LINEという超巨大ツールがあなたのお店の起爆剤になる
  • 具体的に言うと、美容室ならお客様とのつながりが深くなり顧客化と予約管理が楽になる

美容室をベースにお話しますが、前述させていただいている通り、経営者さんや、予約を伴うサービスを提供されている方はかなり役立つ情報となっております

私は美容師歴18年 大手サロンの店長を経験、その時の集客ノウハウを活かしていち早くLINE集客を導入(当時はLINE@)フリーランスになった今も個人でLINE公式アカウントを使いこなしています。

是非最後までご覧いただき、集客や予約管理にお役立て下さい

【悪用厳禁】
LINE公式アカウントを
使ったほうがいい理由
美容室編

美容室は、予約をいかに継続して入れてもらえるかが重要になります。リピート率が上がれば売上が増えて経営を安定化できるからです。

厚生労働省の生活衛生関係営業の生産性向上を図るためのマニュアル(基礎編)によると、優良顧客とは「利用期間の長さ」と「利用金額」で定義できます。

優良顧客=長期利用×高額利用

美容室は、この優良顧客を増やすために役立つのが「LINE」公式アカウントです。

この記事ではなぜLINEが継続率をあげて予約を増やすために有効かを解説していきます。

次のような悩みがある美容室は確実にLINEを活用したほうがいいです

  • 予約が増えない
  • 売上があがらない
  • お客様を囲い込めてない
  • 継続率が低い
  • 効率が悪い
  • 広告費が高い
  • そもそも顧客数が少ない

結論から言います

  • LINEはお客様と深い関係になることが可能
  • 顧客の囲い込みができる
  • 経費やスタッフの負担が抑えられる

こんな素晴らしいLINE使わないのはもったいないです!

うまく活用できれば、予約だけでなく、売上UPやリピート率の向上が期待で切るでしょう

電話予約は
デメリットでしかない!

LINE社が公開している「Line Business Guide 2020年1月-6月期」によると

LINEは国内8,300万人以上が使っている
日本最大のSNS

なんですが・・・特に世代が上になる人は懸念してしまっているのが現実

  • 友だち追加してもらうのは気が引ける
  • そもそもLINEの使い方がわからない
  • 電話予約が確実だ

もうLINEを使えなって方はほぼいないと思いますし、そもそもこの記事を見てる人ならたぶんLINEは使ってますよね・・・

そのLINEがもう音声通話よりも使われているっていう事実をみなさん知ってほしい

LINEって便利ですよね?だからみんな使ってますよね?

電話って正直面倒じゃないですか?いや面倒なんです!これが世間の声です。

電話予約のデメリットは、「手間がかかる上に、お客様に迷惑がかかる

電話で予約をもらうデメリット

まずLINE経由でお客様に予約を入れてもらうのを懸念している人は、電話予約がメインになってる人だと思います。

電話予約は、昔から美容室で働く人には、当たり前の方法ですからね

電話予約のメリットは、とにかく簡単だから・・・?

確かに、お客様が電話をかけてくれれば、予約がとれます。

でも電話予約は、デメリットだらけ

  • 電話にでないといけない
  • 声が聞き取りづらいときがある
  • はじめ誰からの電話か分からない
  • 気持ちが伝わりづらい
  • 現状と希望の把握ができない
  • 施術をとめないといけない
  • 着信音がうるさい

電話予約の最も大きなデメリットは、施術中に電話に出る手間がかかってしまうこと

美容室に来店しているお客様に迷惑がかかってしまいます

また電話は顔が見えないため、事前に希望の髪型を把握するのは難しいはずです

ところがLINEは、このようなデメリットがほとんどありません。

LINEでメッセージを受けつければ施術中に電話を出る必要もなく、着信音も気にせず接客に集中できます

美容室に来店したお客様へ迷惑を掛けず、失客の可能性も抑えられます

電話の方が親切だという定説は今や化石・・・

Nielsen社の調査によると、スマートフォンアプリの利用時間TOP10サービスで

1位は「LINE」

2位は「YouTube」

という結果になっています。ユーザー数も同様

また総務省が2019年3月26日に発表した

通信量からみた我が国の音声通信利用状況-平成29年度における利用状況-

によると、電話で通話する人は男女共に減少し続けており、電話をしない人がどんどん増えているとのこと

LINEは、スマホを使っている人のほとんどが利用していてます

電話自体をする人が減っているというのもあり、電話予約にこだわるよりLINEを使ったほうが着信音に気を取られずに施術に集中できます

結果顧客満足度も上がりますね!

LINE公式アカウントの特徴

ではLINE経由でどのように予約を取得するのか、LINEアカウントの基本的なところから解説をしていきましょう!

LINEを活用して予約をとるには、
「LINE公式アカウント」を利用します

LINE公式アカウントとは、簡単に言うとビジネス用のアカウントです

特徴はこんな感じ

  • お客様へメッセージを一斉送信できる
  • お客様と1対1のやり取りが可能
  • 予約管理システムを組み込むことが可能(他社システム利用料金あり)
  • ポイントカードが発行できる
  • クーポンが発行できる
  • 友だち追加後ブロックされない限りお客様と連絡をとることができる(キャンセルや時間変更にすぐに対応できる)

通常のLINEと違ってビジネスに特化してます。顧客管理が個別でできるという点でかなり使える

ちなみに複数人で同じアカウントに入れるので複数のスタッフがいる店舗であればみんなでお客様の管理ができるし、そのほうがスタッフとお客様との個人的な関係もばれてしまうのでそういう面での管理もできちゃいます(笑)

料金

LINE公式アカウントは通常のLINEのように、無料で始められます

しかし一定の条件を超えてしまうと、送ったメッセージ数により料金が変わりますので、ライトプランかスタンダードプランへ移行するのを検討したほうがいいでしょう。

LINE公式アカウントの管理画面で簡単にプランを変更できます。

次の表のようにプランが分かれています。

フリープラン ライトプラン スタンダードプラン
月額固定費 無料 5,000円 15,000円
無料メッセージ通数/月 1,000通 15,000通 45,000通
追加メッセージ従量料金 不可 5円/通 ~3円/通(追加メッセージ料金テーブル後述)

※LINE:LINE Business Guide 2020年1月-6月期 p.28

ライトプラン以上のプランだと、規定されたメッセージ数以上は従量料金になります。またスタンダードプランは45,000通以上になると、メッセージ数によって、従量料金が変わるので注意しましょう。

追加メッセージ配信数 単価 配信単価(目安)
~50,000 3.0円 3.00円
50,001~100,000 2.8円 3.00~2.90円
100,001~200,000 2.6円 2.90~2.75円
200,001~300,000 2.4円 2.75~2.63円
300,001~400,000 2.2円 2.63~2.53円
400,001~500,000 2.0円 2.53~2.42円
500,001~600,000 1.9円 2.42~2.33円
600,001~700,000 1.8円 2.33~2.26円
700,001~800,000 1.7円 2.26~2.19円
800,001~900,000 1.6円 2.19~2.12円
900,001~1,000,000 1.5円 2.12~2.06円
1,000,001~3,000,000 1.4円 2.06~1.62円
3,000,001~5,000,000 1.3円 1.62~1.49円
5,000,001~7,000,000 1.2円 1.49~1.40円
7,000,001~10,000,000 1.1円 1.40~1.31円

※LINE:LINE Business Guide 2020年1月-6月期 p.30

このようにLINEの料金プランは、1ヶ月にたくさんの人にメッセージを送ると、無料ではなくなります。

1か月に1,000通のメッセージを送る予定でないのなら、特に気にする必要はありませんが、本格的に利用する人や店舗全体で使おうとするなら有料プランへの切り替えは必須になります

基本無料で始められるので、まずはアカウント開設をしてどの様な機能があるか自身でも把握して活用できるかを見極めてみてください。

LINE公式アカウントの開設はこちら

クーポンやポイントカードも使える

LINE公式アカウントは、お客様とメッセージでやり取りできるだけでなく、クーポンやポイントカード機能があり、再来店促進や予約をとるのに適しています。

操作方法などが難しそうと思う人もいるかもしれませんが、内容を見ればそこまで難しくありません。しかも機能が充実しているので、優良顧客作りに役立てましょう。

クーポン機能について

友だち登録してもらったお客様に割引クーポンを送付し、再来店を促してリピート率を上げるのに適した機能です。

LINE公式アカウントのクーポンは、特典内容を自由に作成できるので、美容室だけでなく、様々な業種で使われています。

簡単な操作でクーポンが作れるので、機械が苦手な人でも安心して活用できるはずです。次のやり方を参考にしてみてください。

クーポンの作り方

  1. クーポン名や有効期限などを作成する
  2. 写真をアップロード
  3. 利用ガイドを作る
  4. クーポンタイプを選択
  5. 保存をクリック

利用ガイドとは、クーポンを使う際に注意するポイントについて説明するところ。すでにデフォルトで入力されているので、それを参考に作りかえると簡単です。

またLINE公式アカウントのクーポンは、種類がたくさん用意されているため、用途によって使い分けましょう。

クーポンタイプの種類

  • 割引
  • 無料
  • プレゼント
  • キャッシュバック
  • その他

LINEを使って成功しているお店では、アンケート機能を使ってクーポンの種類を決めています

そうすることで顧客のニーズに合ったクーポンを発行できるので開封率を上げることが可能です

配布のやり方

  • メッセージで配信
  • リッチメニュー
  • リッチメッセージ
  • あいさつメッセージに添付させる
  • アンケートのお礼に添付

またこの配布の方法に関しても、LINE公式アカウントでは、複数から選べます

メッセージで送るのが基本。

私のお勧めは【リッチメニュー】何かというと、トークの下部にあるメニューのことです。

また【リッチメッセージ】といい、画像とテキストを組み合わせた表示方法もできるのでクリック率が格段に上がります

美容室のおすすめメニューを紹介するなど、うまく使いこなせたら顧客も満足できますね

ショップカード(ポイントカード)について

クーポンだけでなく、ショップカードもLINE内で作れてしまいます。ショップカードとは、美容室でいうポイントカードのこと。

LINE内でポイントが貯められるので、ポイントカードを自作や印刷する手間がなくなります

今まで紙のポイントカードを使っていたところ、サロンの受付付近にポイントカードのQRコードを貼り付けて、あとはお客様に読み取ってもらえればポイントを付けられます。

印刷代スタッフの負担が減る上に、ポイントカード機能を使うためブロック率の低下が望めます。お客様がカードを無くしたり、管理する必要がなくなるので、再来店に繋がるだけではなく、囲い込みにも有効的な手段になるでしょう。

ショップカードの使い方は次の通りです。

ショップカードの作成

  1. 10種類の中からデザインを選択
  2. ゴールまでのポイント数を設定
  3. ゴールした際の特典を設定
  4. 有効期限と通知を設定
  5. 利用開始時のボーナス付与の設定
  6. 利用ガイドを設定
  7. 保存をクリック

これだけでショップカードが作れてしまいます

操作方法

  1. ポイント付与専用のQRコードをプリント
  2. 支払い後にお客様がQRコード読み取る
  3. お客様のスマホにポイントが付与される

QRコードを読み込んで、ポイントを付与するのを、1日に1回までという制限もかけられます

ショップカードでできる事

まとめるとLINE公式アカウントのショップカードは、下記のような使い方ができます。

  • ポイント付与
  • 特典を自由に設定
  • リッチメニューに設置
  • 分析
  • LINE友達の獲得材料になる
  • ランクアップ制度も構築可能

特典とは、ポイントを貯めたお客様に対して贈るもの。自由に設定ができるため、割引クーポンだけでなく、何かサービスやトリートメントなどを無料で提供するなど、活用できる幅は広いです!

リッチメニューにショップカードを設置することで店舗のLINE公式アカウントを開いた時に常にお客様は目にすることができ、店頭で提示しやすくショップカードを使った顧客囲い込みにはおすすめですね

またランクアップカードといわれる機能もあります。これはポイントが貯まったお客様のカードのデザインを、自動で変更する機能です。来店頻度の高いお客様にはちょっとした楽しみを提供して囲い込みと再来店率UPに役立てることができます

LINE公式アカウント独自の機能も満載

LINEの主な用途は1対1でやり取りするメッセージアプリ。友達追加してくれたお客様と1対1のやり取りをし、コミュニケーションをとることで満足度を上げられます。

ところが仕事をしていると、LINEにお客様から入ってきたメッセージへの返信がすぐにできない時もあります

お客様の中にはすぐに対応してほしいのに、反応がないと無視されたと思い込んで、心象をわるくしブロックされてしまう可能性も否定できません。そこでそんな時は、次の3つの機能を活用するといいでしょう。

  1. 応答メッセージ
  2. AI応答メッセージ
  3. 1:1チャット機能をオフにしてリッチメニューに誘導

これらをうまく使い分ければ、お客様に嫌な思いを与えずに1対1のやり取りを減らす事が可能です。それぞれどのような機能なのか、具体的に紹介します

応答メッセージ

応答メッセージとは、予めお客様から送られてくるキーワードを予想し、そのキーワードに対して自動で返信する機能です。

例えばお客様から「こんにちは!」と送られてきた場合は、「○○さん、メッセージありがとうございます。」といったように、定型文が自動で送信されます

キーワードを設定しそのキーワードが入力されたら自動でその内容にあった返答をする機能、これが応答メッセージの特徴です

応答メッセージの設定方法について詳しく紹介しましょう

  1. LINE公式アカウント管理画面のトップページ「自動応答メッセージ」をタップ
  2. 応答メッセージ欄にある「作成」をタップ
  3. 追加を選択した後、メッセージで使う形式を選択
  4. テキストを記入して完成したら「次へ」をタップ
  5. タイトルを記入する
  6. 応答するキーワードを入力
  7. 入力後、「保存」をタップすれば完成

これで応答メッセージが使えるようになります

AI応答メッセージ

応答メッセージがあらかじめ指定したキーワードに反応するのに対して、AI応答メッセージは、キーワードの設定は必要ありません。細かく設定する場合は、応答設定をする必要はありますが、AIが自動で判別して適切に返信してくれます。

大量の応答メッセージを登録する手間を省けるので安心です。

また上記の応答メッセージと違い、AI応答メッセージは、最初だけ応答設定を変更する必要があります。

  1. LINE公式アカウント管理画面トップページの「設定」をクリック
  2. メニュー内にある「応答設定」をクリック
  3. 基本設定内にある「応答モード」をクリック
  4. 「チャット」を選択
  5. 詳細設定内にある「応答時間内」をクリック
  6. 「スマートチャット」を選択
  7. 詳細設定内にある「応答時間外」をクリック
  8. 「AI応答メッセージ」を選択

これでAI応答メッセージの機能がオンになりました。さらにここから、AI応答メッセージを設定します。

ちなみに最初の時点でテンプレートが記入されているため、大まかな返信はAI応答メッセージの機能に任せても大丈夫です。

  1. トップ画面の「AI応答メッセージ」をクリック
  2. 設定をクリックし、設定画面に移る
  3. 変更したいカテゴリを選択
  4. 質問タイプをクリックすれば設定フォームが表示される
  5. フォーム内に応答メッセージを記入

これで独自のAI応答メッセージが使えるようになります。毎回お客様へ空いた時間に返信をしなくても、お客様を待たせることなくAIが自動で返信してくれるでしょう。

リッチメニュー

リッチメニューとは、画面下に出てくるメニューです。最大6分割でメニューを自由に設定することができ、例えば次の様な情報を載せることができます、

  • お店のボタンを設置し、タップするとお店のホームページへ誘導できる。
  • ショップカード(ポイントカード)のアイコンを設置し、タップするとショップカードをすぐ開くことができる。
  • 電話ボタンを設置しワンタップで電話をかけられる。
  • 予約ボタンを設置して、公式HPに誘導して予約ができる。

リッチメニュー を活用することで、お客様を店舗ページへ誘導させて、予約を取得することができます。自動メッセージ機能を使って、リッチメニュー へ誘導しましょう。

リッチメニューの設定は、スマホでは作成できません。パソコンのブラウザから、LINE公式アカウントにログインしましょう。

LINE公式アカウント管理画面はこちら

  1. 管理画面トップページにあるリッチメニューをクリック
  2. 右上の「新規作成」をクリック
  3. 表示設定でタイトル、表示期間、メニューバーのテキストなどの基本設定を記入
  4. 下部にあるコンテンツ設定に移動
  5. レイアウトが変更できる「テンプレートを選択」をクリック
  6. 背景を変えたい場合は、背景画像をアップロード
  7. 「リンク」「クーポン」「テキスト」「ショップカード」「設定しない」の中からアクションを決める

これで独自のリッチメニューが作れます。画像をアップロードできるので、お客様がリッチメニューを見て直感的に操作ができるように、わかりやすいデザインの画像を作ってみましょう。

LINE予約のデメリット

LINEを使った予約は、使い方によっては、デメリットになってしまう場合があります

事例も含めて紹介するので、参考にしてみてください。

顧客管理や、やりとりが面倒になる

LINEの大きな欠点は、文章でやり取りが必要になる点。例えばLINEでお客様から予約をいただいた場合、予約表を確認して、それを文章で伝えないといけません。文章の伝え方によっては、クレームにもなるため、今までと違う神経を使って疲れてしまう人もいるでしょう。

またお客様の中には、LINEでコミュニケーションをとりたがる人がいます。

髪の話だけでなく、プライベートの話までしないといけないシーンが出てくるでしょうから、それが手間と思うとLINEは向いていないかもしれません。

スマホすら持っていない人には通用しない

完全にLINEで予約システムを作りたい美容室も少なくないと思いますがが、お客様の中には、スマホを持ち歩いていない人もいます。

総務省が令和元年に発表した2018年における個人のモバイル端末の保有状況をみると、「スマートフォン」の保有者の割合が64.7%となっています。

上記のように、日本でもまだスマホ保有率は100%ではないため、全員がLINEを使っていません。特に高齢者になるほど、スマホに抵抗を持っているため、断念せざるを得ない美容室も多いでしょう。

そのため、完全に切り替えるのはお勧めではありません。

今後のスマホ保有率や店舗に来店いただいているお客様の層をみて判断していきましょう。

コツコツ長期間続ける必要がある

LINE経由の予約で一杯にするためには、お客様が店舗のLINE公式アカウントに、友だち登録してもらう必要があります。ここが1番難しい作業となりますが、それに加えて、一部のお客様はLINEを使っていません。

LINEが発表した内容によると国内利用者は8,300万人以上。日本の人口の65%前後をカバーしています。

そもそもLINEを使っていない方や店舗のLINEアカウントへ友だち登録してもらったとしても、メッサージ自体もみられないという事も考えられます。

LINEで予約を取得して成果を出すためには、コツコツ友だち登録を増やして、見てもらう手間がかかります。とはいえ、POPを店舗内にたくさん貼り付けるだけでも、対処できたという事例はたくさんあります。

あるスポーツジムでは、ロッカーや受付、トイレやレジ周辺など、お客様の目に付きやすいところに、LINEのPOPを設置。その結果、友だち登録が大幅にアップできました。

なるべくお客様が1人になりやすい場所に絞って、例えば受付にPOPを設置したり、お会計時にQRコードを提示するのがポイントです。

またLINE Payを使うと、友だち登録を促す表示が出てくれます。これもうまく使えば、友だち登録が自然に増えていくでしょう。

余分な費用が発生する可能性がある

LINE公式アカウントは、メッセージ数によっては、無駄な費用が発生してしまいます。

LINEで予約を取得するメリットは、導入費用が安く、顧客囲い込みができ、リピート率向上や売上UPに貢献する機能が沢山用意されているところ。

便利なLINEではありますが、友達が増えた場合、メッセージ通数によってはコストが恐ろしくかかります。そのため、計画的にあらかじめ1ヶ月で何人の友達が追加されて、1ヶ月一人に対して何通配信するかでだいたいの費用をあらかじめ出しておきましょう。

1ヶ月にLINEヘ支払う料金= 友達数 x 1ヶ月のメッセージ通数 x メッセージあたりの料金 + LINE公式アカウントの月額料金

もし使いすぎだなと思った場合は、メッセージ数を抑えるようにしてみてください。

例えば、動画や写真を使えば、やり取りがスムーズになり、無駄なメッセージを抑えられます。またLINEの予約サービスを使えば、メッセージ通数に計算されずに、お客様から予約をもらえて売上UPが期待できるはずです。

美容室がLINEで予約を
利用すべき理由

LINEを使ったほうがいい理由の一つは、ネット予約を活用するお客様が増えているからです。

リクルート社のホットペッパービューティーが美容室に通うお客様に調査をした結果を「美容サロンの利用実態を調査する【美容センサス2019年上期】」にて発表しました。

女性の美容室の予約方法が「電話予約」36.6%に対して、「ネット予約」が46.1%で逆転。本年初めて「ネット予約」が「電話予約」を上回った。

年代別には、40代女性の「ネット予約」が「電話予約」を逆転。特にスマートフォンからのネット予約が進んだ影響が大きい。

電話予約よりネット予約を利用した人が上回ったというもの。

すでにホットペッパービューティなどで予約ができるようになっている店舗が多いと思いますが、LINEを使って予約をいれられる様にするとお客様にとっても便利がよく顧客満足度の向上に繋がります。

また店舗のLINE公式アカウントへ友達登録してもらうことで、ブロックされない限りは永続的にお客様とコミュニケーションをとることができ、顧客囲い込みという点でも最適な手段といえるでしょう。

まだLINE公式アカウント持っていない店舗は今すぐにでもアカウント開設をおすすめします。

LINE公式アカウントの開設はこちら

その理由は簡単。

それは電話予約並みに簡単な操作で、お客様の情報が聞きだせる上に、経営としても負担が抑えられるからです。以下で詳しく紹介するので、参考にしてみてください。

経費と負担が削減できてしまう

1番LINEを使ったほうがいい理由は、コストがほとんどかからないからです。

LINE公式アカウントは無料で開設ができ、他のサービスよりお得にネット予約が始められます。またスタッフの負担が最小限にすむのも、LINEを使うメリット。

今までは次のような作業をするのが普通だったでしょう。

  • お客様にDM・チラシをポスティングしていた
  • 夜遅くまでサンキューレターを作っていた
  • 自作で割引券を作っていた

LINE公式アカウントでは、このような作業は必要ありません。スマホやタブレット内で完結してしまうので、予約を取りやすい上に、負担が少ないのが大きな魅力です。

お客様とコミュニケーションがとれる

電話予約では、希望のメニューや用だけ伝えると、お客様は電話を切っていたはずです。

ところがLINEで予約を取得する場合は、その前に「こんにちは!お元気ですか?」などのやり取りが発生し、お客様とより深いコミュニケーションがとれます。

LINEはメールのように、空いた時間に返信ができるのがポイント。電話の様に施術中に出ないといけないというものではないので、お客様に迷惑がかかりません。

顧客数が増えていく

LINEの大きな特徴は、顧客の囲い込みがしやすいところ

広告費を出しつづけて新規のお客様を捕まえなくても、一度友達になってくれたお客様には永続的にコミュニケーションが取れるので囲い込みができます。

また、次回来店間近のタイミングで、再来店を促すメッセージやクーポンを送付することで、お客様が別の美容室に乗り換えるのを防止することもできるので、売上UPが期待できます。

事前にカウンセリングができる

上記でも紹介したように、予約の前にやり取りをしていると、希望の髪型なども聞きだせてしまいます。

これがカウンセリングの代わりとなり、来店した際に聞き取りミスも少なくなり顧客満足度を向上できるでしょう。

また、事前にヒアリングすることでカウンセリング時間の短縮も期待できます。時間短縮ができるとその分お客様の接客に時間をかけて、顧客満足度の向上や、同時平行で接客数を増やすことで売上UPや再来店率の増加が見込めます。

難しい操作も必要がない

Line公式アカウントは、ほとんど今まで使っていたLINEと、操作方法は変わりません。しかもスマホやタブレットを使うため、操作性も簡単です。

インターネットが苦手な人でも、捜査に困らず、操作ができます。

その操作性のよさから、接客の隙間時間で、お客様とのLINEの返信をしているところもあります。いつも使い慣れているLINEだからこそ、スムーズにやり取りができるわけです。

 

美容室の予約はLINEを使って優良顧客を増やそう

美容室を安定経営するためには、予約を定期的に入れていただける優良顧客を増やすのが重要です。その際に役立つのが、LINE公式アカウントです。

お客様とコミュニケーションを深くとり、好みの髪型や悩みが聞きだすことで顧客満足度向上に繋がります。

またクーポンやダイレクトメールも、LINEひとつで済ませてしまえるため、スタッフの負担や経費まで抑えて再来店率を上げることができます。

インターネットが苦手な人でも、操作が簡単なので、安心して使えるはずです。

これを機会にLINE公式アカウントをダウンロードして、うまく美容室の予約を増やせるように活用してみてください。

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