個人から個人への新しい寄付のカタチ
今Twitter界隈で話題となっているのがkifutown(寄付タウン)です!
アプリから応募するだけで、あとは抽選結果を待つだけ。当選すればお金が寄付される。
それならやるしかない!と、登録者がどんどん増えています

この記事は、実際に寄付案件のプロジェクトを作成した私が感じたことを中心に寄付タウンのメリットやデメリットについて検証していきたいと思います
私は普段は「キャンプハック」を記事にしていますが、キャンプを広めるためにこの寄付タウンに寄付者として参加することになったので寄付タウンに関しても今後記事にしていきたいと思います!
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コンテンツ
kifutown(寄付タウン)はZOZOの前澤氏の想い|アプリとTwitter連携で当選を狙え!
kifutown(寄付タウン)とは
キフタウン?何それ?という方へ、まずは簡単に成り立ちをお伝えします!
まずはアプリをダウンロードしてみてください


または公式ホームページへ
ZOZOTOWN創設者の前澤友作氏がTwitterでお年玉1億円キャンペーンと題して「お金贈りおじさん」となり、大規模な企画をやっていたことは記憶に新しいですね
これはニュースでも、もちろんTwitterをはじめ、いろんなSNSで話題になっていたので、知っている方は多いかと思います
この、前澤氏が個人で行っていた「お金贈り」を、お金の余裕のある人から、お金を必要としている人へ個人間で寄付できるようにする。そんな夢のようなアプリが「kifutown」なのです!
確かに「お金贈り」は批判する人も多かったとは思いますが、余裕がある人が必要な人に送るって、私はとてもいいことだと思いました!
だから私も参加しちゃいました
こんな感じ

普段Twitterでは「キャンプハック」なツイートしてるので覗いてみてください
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kifutownの評判は?
まだ寄付タウンが前澤さんのプロジェクトだけだった時、前澤さんのアカウントを装って、当選詐欺が横行していました!
応募していないのに当選DMが来たり…
そもそもTwitterからの当選通知はしていないのでもしTwitterから「kifutown」を装って連絡が来たら無視しましょう!
※個人情報を抜き取られる可能性があるのでご注意ください

でも私自身が参加してみた結果は、寄付する側も寄付される側もWINWINで使ってると思います
アプリとしてはiOSのApp Storeで見ると評価2.8です…

(2021年10月8日現在)
一般の人も寄付プロジェクトを立ち上げられるようになる前にAndroid版のアプリもできました
アプリ自体の使い心地としては、応募する側は特に不便なところはありません…どちらかというと寄付する側はちょっと改善してほしい部分が多々あります
特に当選者を選出する際の機能がTwitterのフォロワー数の順番か応募の順番かでした見れないので、応募者が10000人とかいると選ぶのが大変すぎる…汗
寄付する側の人がそんなにいるわけじゃ無いので、評価が低くなるのはきっと、なかなか倍率が高くて当選できなかったり、妬み的なことなんじゃないかと思っちゃいますね…
目的は「お金に困る人をゼロにする」
「kifutown」を制作・運営しているのは、「ARIGATO BANK」という会社です。
前澤さんは「お金はありがとうを代弁するもの」という想いがあります
そこから「ARIGATOBANK」という名前になったそいうです
このARIGATOBANKのCEOの白石陽介さんは、創業理由を「本当にお金の力を必要としている人に、その力が届くサービスを作りたいから」とコメントしています

公式HPより引用
お金は自分のために使うもの…
その概念を変えたい…
お金を持っている人から必要な人へ自然に渡っていくような社会にする
これがARIGATOBANKの目標だそうです
余裕のある人がお金を必要としている人の手にお金を贈る習慣が、当たり前になる日が来るかもしれませんね!
kifutown(寄付タウン)ってどんな仕組み?
kifutownは[寄付をしたい人]と[寄付を受けたい人]がどちらも同じアプリを利用してプロジェクトに参加できます
参加の仕方(寄付する側)はこちら
※2021年10月現在「寄付する側」はiOSのアプリのみとなっております
寄付を受けたい人は、kifutownのアプリ内から、自分に合うプロジェクト(寄付プロジェクト)を探しアプリから応募します

公式HPより引用
①寄付プロジェクトに応募する
※応募したことは寄付者以外には知られません

公式HPより引用
②当選結果をアプリで確認する
当選者にはプッシュ通知でお知らせがきます

公式HPより引用
③寄付金を受け取る
当選したら銀行口座を登録。当選のお知らせ後2週間程度でお振り込み
公式ホームページにはこのような記載になっていますが、実際は、応募の時に「メッセージ」(200文字)を寄付者に送るようになっています
寄付する側はその内容をみて当選者を決めるので、応募する際は自分の思いをしっかり伝えることが大事だと思います
メリットは?
やっぱり気になるのはメリットですよね!
実際に参加してみた感想を踏まえてメリットをお伝えします!
誰でも参加できる
スマホとTwitterアカウントと銀行口座があれば誰でも参加できます
(17歳以上)
これなら大体みんなできますね!
個人から個人へ寄付できる
寄付というと、NPO法人などの団体に寄付するという流れが普通です
でもこのkifutownでは、個人から個人に対して寄付ができます
またNPO法人等の寄付では「最低何円から」という寄付金の最低額が決まっている場合もあります
しかしkifutownでは縛りはなく、1円から好きな金額を寄付することができます
※2021年10月8日現在はまだ10万円以上になっています
※スマホ決済等を利用して1円から寄付ができるようになるそうです
寄付者はTwitterのフォロワーが増える
kifutownでは、寄付をおこなう際に条件として[twitterをフォローする]という項目を入れることができます
思い返せば前澤さんがtwitterのフォロワー数1,000万人を突破したのは「お金贈りおじさん」になったからでしたね
寄付者にとっては、フォロワーを増やすことで、新しいビジネスチャンスにつなげれる可能性があります。私自身、寄付プロジェクトを立ち上げる前はフォロワー数3200くらいだったんですが、12000人に増えました。
私の場合は「テントを買う費用として」というプロジェクトなので応募する方の大半はこれからキャンプを始めたい人が多いです。プロジェクトの立ち上げ方で自分が欲しいフォロワーを獲得できる可能性は十分にあります
※実際にフォローされてみて、結構多いのは、懸賞ばかりに応募してるTwitterアカウントです。
デメリットは?
これも知っておかないとです
ただ、私としてはなかなかデメリットは感じられなかったので、無理矢理絞り出したデメリットをここに公開しますw
寄附金控除は無理
公共性のある活動をしている団体に一定金額を寄付した場合、税金の軽減を受けることができるのが寄付金控除制度です。
残念ながらkifutownでは今のところ寄付金控除を受けることはできないと思われます
寄付金控除の制度は、個人間の寄付は対象外となっていますからね
個人情報が流失する?
アプリを使うには「ARIGATO ID」というものを作ります
「ARIGATO ID」の登録には、氏名、生年月日、性別、携帯電話番号、メールアドレスの登録、Twitterとの連携が必須です
あとは当選した際にお金を受け取ることになるので銀行口座の登録も必要になります
※今後はスマホ決済での寄付も可能になる予定らしいです
運営会社である「ARIGATO BANK」は、2020年10月に立ち上げられたばかりの会社です
もちろん対策はしていると思いますが、サイバー攻撃等で、個人情報が漏洩する可能性はあります。

大手銀行だってそうなることもありますから…
寄付者は手数料もかかる
寄付を受ける場合(当選した場合)にはお金はかかりません
kifutownでプロジェクトを作成して寄付をする場合には、寄付金額の他に手数料がかかります。
私の場合…
50,000円を2人に寄付
計100,000円
この100,000円の10%が手数料
手数料には消費税が10%かかります
つまり手数料11,000円
2人に寄付するのでその際に発生する送金手数料1人あたり220円で440円
総額111,440円
↑こんな感じです
こちらでも紹介してます

まとめ
私自身、実際に寄付プロジェクトを立ち上げてみて思ったことは
この寄付タウンはいろんな可能性を秘めているということです
実際に寄付する側となって、Twitterのフォロワーが増えましたが、新たなフォロワーさんからたくさんのメッセージをいただけるようになったし、紹介案件の仕事も実際に入ってきました。Twitterをビジネスに使っている人、これから使いたい人にとっては、ある意味投資になると思います
寄付を受ける側としても、この寄付タウンがリリースされたからどんどん寄付プロジェクトが出てきます。「誰でも参加OK」とか「子供のために使いたい」とかその人その人にあったプロジェクトがあるし、応募しても寄付者以外の誰にも知られないので安心して応募できます
この[kifutown]をこれからの人生に役立てるかどうかは「あなた次第」ですw