意外と知らない「キャンプ用語」15選 |「キジ撃ちに行ってくる」の意味知ってます? 

キャンプがブームなのは皆さんご存知だと思いますが…

「キャンプ」って英語で何ていうか知ってますか?

そりゃ「camp」だろ!

って思うかもしれませんが、英語で「camp」は直訳すると「野営地」「駐屯地」「キャンプ場」という意味です。なので間違ってはいませんが、「キャンプに行く」を英語すると「go camping」となります。ですので、日本語の「キャンプ」という言葉には、「テントを貼って、焚き火をして、寝袋で寝て、朝コーヒーを飲んで、自然を満喫する」っていう意味が含まれているので、正確に言うと「キャンプ」=「camping」(進行形)となります

当然知ってる方も多いとは思いますが、同じように、知ってるつもりだけど意外と知らないキャンプ用語はたくさんあります!

ぐむん
ぐむん
キャンプ歴6年の私でも正確な語源は知らない事ばかりです
と言うわけで、私自身も調べながらこの記事を完成させたいと思います!

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意外と知らない「キャンプ用語」15選 |「キジ撃ちに行ってくる」の意味知ってます?

早速いろんなキャンプ用語を調べてみましょう!

知ってるよ!って言葉があれば無視して次の言葉にいってみてください!
あなたは何個わかるかなぁ〜😏

1:キジ撃ち

ズバリトイレに行くことw

野外では野〇〇になるため、藪(やぶ)に隠れます。その姿がキジを仕留める猟師のようであることからこう呼ばれるようになったそうです

ぐむん
ぐむん
昔の人の表現ってなんだか素敵✨

女性の場合は「お花摘み」とも言います。
なんともメルヘン…w

まぁ、この「キジ撃ち」って表現は今ではほぼ使いませんね。そもそもキャンプ場に行くならトイレがありますからね。それと、環境問題を考えたら、たとえトイレがない場所であっても「携帯トイレ」が近年では推奨されていますので覚えといてください

万が一トイレが近くになかった場合(閲覧注意)

昔は周囲にトイレがない場合は、スコップで深く(30cm程度)穴を掘って用を足すことがお決まりだったそうです。穴を埋め戻したら後の人が掘り返さないように枯れ枝でバツ印をマークしておくという暗黙のルールがあります。トイレットペーパーは自然に還りにくいので、葉っぱでこそぎ落とし、川などが近ければ水で尻を洗い、使用済みのトイレットペーパーは焚き火で燃やしましょう、この時火の粉が舞うので注意。河川に直接排便するのは絶対NG。

「キジ撃ち」という言葉だけでも、粋に使ってみてください
きっとおじさん達は「よく知ってるねー」って感心すると思いますw

2:ケトル

つまりはやかんw

キャンプといえばあったかいコーヒー!その為にケトルはキャンプに必須です

カップラーメンをキャンプでよく食べる私にとってもケトルはなくてはならない存在です

アウトドアブランドのケトルには結構おしゃれなものが多いのでご家庭で使っても遜色ないものがたくさんあります。特におしゃれだな〜って私が狙っているのはスノーピークのポイントギフトでもらえるケトルです!↓

スノーピークオンラインストアより引用

スノーピークのポイントプログラムでもらえる商品はこちら

「やかん」と「ケトル」は何が違うのか?それは、昔ながらのやつだな〜って思ったら「やかん」でオシャレだな〜って思ったら「ケトル」…それでいいと思います
無責任な解釈ですみません…w

3:コッヘル/コッフェル

アルミニウムやステンレス、チタン製のキャンプ用鍋のことです

持ち手を畳んで複数重ねられ、コンパクトに携行できるものが主流

語源はドイツ語のKocher(コッハー)からきてます。英語のCooker(クッカー)と同じ意味です

熱伝導の良さではアルミ製、耐熱・耐久性ではステンレス、軽さではチタン、これが使い分けられたら真のキャンパーです!
※私はまだまだ使いこなせてません…w

4:ストーブ

ストーブと聞いたらまず日本人なら暖房器具を思い浮かべると思いますが…欧米ではクッキング用の燃焼器具もストーブと呼ぶんです!

ガスカートリッジ、ホワイトガソリン、アルコール、固形燃料を用いるバーナーも含めて「ストーブ」と呼ばれています

なんだかんでいって日本では石油ストーブ、薪ストーブなど暖房用の印象が強いですよね。

5:スモーカー

英語では「Smoker」には「喫煙者」と「燻製器」とふたつの意味があります。キャンプでスモーカーといえばもちろん燻製器のことですね!

燻製を作るための道具には、温度管理ができる金属製等の製品から、簡易ダンボール、ダッチオーブンやスキレットなどの鍋底に網を敷いたり、さまざまな方法があります

基本的には燻製用のチップから出た煙を溜めて、食材を燻すスペースがあればどのような方法でも燻製調理は可能です。桜のチップなどを用いるが、コツは不完全燃焼させ煙だけを立たせること。燃えちゃうと食材が焦げちゃいます!
※焦がした経験がる人がこれを書いてます…泣、説得力なしw

6:ザック

リュックサックのことです

語源はドイツ語のRucksack(ルックザック)、英語ではバックパック

「ザック」も「バックパック」もリュックサックよりはかっこいいと思うのは私だけでしょうか?www

7:スキレット

スキレットでアヒージョとか最高です!

英語でSkillet。一体成型された鋳鉄製フライパンのこと

熱伝導率が低くゆっくり温まるため均一に調理できるのが特徴

また冷めにくいので鍋ごと食卓に出すスタイルがキャンプでは一般的。

重くて手入れもちょっとだけ面倒(後ほど面倒の理由がわかります)なので、使いこなすことができたらキャンプ上級者になれるかも…w

8:ダッチオーブン

これもキャンパーにとっては使ってみたい一品ですね
※ちなみに私はまだ使ったことがありません…大きな声では言えませんw

アメリカ西部開拓時代から存在すると言われている鋳鉄製の鍋のこと

「ダッチ」=「オランダ人の鍋」と呼ばれているそうです。なぜかというとオランダ人が持ち込んだという説、オランダ人が売り歩いたという説などがあります

蓋の上にも炭火・熾火を乗せ、上下から加熱することでオーブン調理ができます。焼く・煮る・蒸す・炊く・揚げる・燻製のほか、パンも焼ける万能鍋

欠点はとにかく激重!オートキャンプでないとなかなか持ち運べないですね汗

9:シーズニング

いわゆる慣らしってやつです

ダッチオーブンやスキレットなどの鉄製クッカーを空焼きし、黒錆皮膜を生成させて焦げ・錆びにくくする手法。焼いてオリーブオイルを塗布し、数回繰り返すことで皮膜が黒く形成される。こうすることで、焦付き無くなって調理しやすくなります

シーズニングした調理器具は基本的には洗剤では洗えません。お手入れに関しては慣れないと面倒という声も聞きますが、逆に洗剤で洗わなくてもいいと考えたら、楽だと思えますよ!

ちなみに…シーズニングを終えたダッチオーブンのことを「ブラックポット」とも呼びます!

10:ワンダーフォーゲル

略称はワンゲル。何それ?って感じの人も多いでしょう。これはドイツで19世紀末に始まった自然回帰・自由謳歌活動のこと

広い意味でのアウトドア活動全般を指しています。なので登山から、トレッキング、ハイキング、ピクニック、野外での合唱など幅広いです。もちろんキャンプもその中に入ります

日本では昭和初期に教育目的で導入され、高校や大学などにワンダーフォーゲル部があったそうです!

11:レードル/ターナー

「おたま」と「フライ返し」のこと

キャンプに来ると呼び名がオシャレになるという“あるある“な名前です。他にはナイフとフォークのことは「カトラリー」と呼んだり、具を挟んで掴む道具も「トング」、薪を掴む火バサミもトングです。先程の「ケトル」もそうですねwww

ここで雑学

「おたま」の正式名称は「お玉杓子」
この形状に似ていることから、「オタマジャクシ」と呼ばれたのがカエルの子

12:ツェルト

ドイツ語でZeltsack

テントのことです。ただ、普通のテントのことではなく、日本ではツェルトと言う事もありますが、緊急時などに使う軽量小型テントをのことです

テントに近い自立型、タープのような1枚もの、ポンチョに近い被り物などさまざまで、軽量コンパクトなものが多いです。コンパクトなのでソロキャンや登山で使うこともあります

13:メスティン

たびたびこのブログにも登場している便利調理グッズです!

英語ではmesstinと書きます。飯盒(はんごう)といたら聞き慣れてる方も多いはず

日本では主に長方形型のアルミ製メスティンが主流です

スウェーデンのトランギア社が歴史的にも有名。最近ではダイソーでも買えます!

こちらも合わせて読んで

ダイソーの新作メスティンはキャンプギアっぽさ増し増しのブラックコーティング

メスティンはご飯を炊くだけじゃなくさまざまな調理に利用できます

最近ではメスティンを使った料理本が出るくらい人気ですね

飯盒(はんごう)と違って鍋やフライパンのような使い方もできるし、異なる大きさのメスティンを持っていれば重ねて持ち運べるので、荷物をなるべく減らしたいソロキャンプにはもってこいですね!

14:ランタン

言わずと知れたランタン。キャンプ好きにはランタンをこだわる人も多いです!そんな私もその1人!

ランプと語源は一緒なんです。簡単に区別するとランプ固定式で、携行式をランタンと言います

今やランタンも種類はさまざま。

  • 灯油ランタン(ハリケーンランタンなど)
  • ガスランタン(ガス缶タイプや注入、圧縮式など)
  • ガソリンランタン
  • LEDランタン
  • キャンドルランタン

ランタンは明るければいいってものではありません。技術の進化によって「爆光」なるランタンが最近よく見かけます。確かに明るいのはいいのですが、周りのキャンパーに迷惑になる場合があります。それから昆虫が無駄に集まってくる場合もあります

キャンプの醍醐味は自然の中で過ごす時間です。なるべく自然に近い状態で過ごす方が私は好きです。だから、炎が揺れる灯油ランタンやキャンドルランタンと共にゆっくり夜を過ごすことをお勧めします

15:コット

簡単にいうと簡易ベッドです。折り畳み可能で、アウトドアシーンに置いて寝るときにベッドとして使ったり、物置として使ったり、ベンチとして使ったり、さまざまな使い方ができる便利ギアです

コットって英語で書くと「cot」となるのですが、イギリスではコットというとベビーベッドって意味になるそうなので、外国人との会話の時は「キャンプベッド camping bed」って言った方がいいかもしれませんね!

まとめ

というわけでここまで15個のキャンプ用語をご紹介いたしました!

もちろんこれだけでなくもっと知らない用語はたくさんあると思います。もっといろんな言葉を知りたいという方はTwitterで私をフォロー:した後DMください!待ってますw

本当の意味を知ったり、語源を知ったりすると、キャンプがもっともっと楽しくなる事間違いなし!

ここで得た知識を是非周りのみんなにドヤ顔で披露してみてください!
特に「キジ撃ち」あたりをwww

ではまた