第1話:【連載】双子を育てる|妊娠発覚した時のリアルな心情を告白|その時パパは?
第2話:【連載】双子を育てる|双子であることが発覚!その時どうする?
第3話:【連載】双子を育てる|双子発覚から変わった生活|家、車、仕事どうする?
第1話~第3話までのおさらい
双子を妊娠したことが分かり、様々な葛藤を乗り越え出産を決意
実際に双子が産まれるにあたって車をファミリーカーに…家は一戸建てに…仕事も収入を増やす…あとは児童手当でカバー
こんな感じでお送りしてきました
そして今回は「妊娠中」のお話
妊婦さんが家庭にいることでどのように生活が変わるのか?
この記事を読むべき人は?
- 妊娠中の方
- 奥様が妊娠中の旦那様
- 子どもが欲しい男性
特に今回は男性向けに解説したいと思います
妊娠の話はたいてい女性が体験した話です
男性目線で今まで3回の出産を目の当たりに経験してきた僕がお伝えしようと思います
悪阻は?
この問題は男性には分からない、とても深刻な問題です
悪阻自体が深刻ってわけではありません!
確かに本人にしたら大変かもしれませんが、悪阻はあって当然のもの
その悪阻を世の男性は理解できないってことが大問題なんです!
そもそも悪阻ってなんで起きるのか知ってますか?
簡単に説明すると、ホルモンの乱れです
妊娠とは身体の中の大きな変化です
その特殊な変化に身体がついていけずにホルモンバランスが崩れてしまい、軽い症状の人なら、体が重くてだるい…といった症状ですし、重い症状の人だと、吐き気、嘔吐、頭痛、下痢など様々な身体の不調が出てきます
重症の場合、食事もろくに取れない、水分も取れない、そんな状況続くと入院もあり得ます
世の男性へ伝えます!
悪阻を甘く見ないでください
こればっかりは僕もそうでしたが男は経験できないくらい辛いんです
二日酔いでめちゃくちゃ気持ち悪いって言ってる人いますよね?
それが朝起きてから寝るまでずーっと続いたらどうですか?助けてほしいですよね?
お酒を飲まない人は、熱が40度近く上がった経験があれば、その時の身体のだるさが毎日ずーっと続いたらどうですか?助けてほしいですよね?
ここまで聞いて、まだ「俺は熱も出したことないから分からん!」なんていってる男性がいたらひっぱたいてやります!
ってのは冗談ですが、ここまで言っても分からない人はもうこの画面を閉じて結構です
と、ちょっと話はずれちゃいましたが、そのくらい悪阻っていうものは大変なんです
どうすれば治る?
治るということはありません
そもそも病気ではなくホルモンバランスによる症状なので、とにかく、妊娠という状態に身体が慣れるというのが正解です
治療法というものはなく、一番大切なのはストレスを与えないこと
安静にして収まるのを待つことが一番の治る近道です
重症の場合は水分不足や栄養不足が心配です
入院してしまえば病院が治療してくれるので安心ですが入院はなるべくしたくない人も多いです
私の場合もそうです
すでに小さいお子さんがいる家庭であればなおのこと入院なんてできないですよね?
だから悪阻がひどい奥様がいる方は心のケアから身体のケアまで奥様をサポートしてあげてください
私の場合
ちなみにうちの場合は、長男を妊娠した時はひどい悪阻がありました
そして切迫流産にもなり、入院しました
長男の時だったので、入院できましたが、これが2人目や3人目だったらどうしていたのだろうと考えちゃいます
2人目と双子の妊娠中はとくに酷い悪阻の症状もなく、切迫になることもなかったので、そう考えると一人目の場合は特に悪阻がひどくなるのかなぁとうちの経験からは考えられますね
でもその辺は人によってさまざまなので、これっていう正解はないです
※切迫流産とは?
流産となる危険性が高いと考えられる状態
流産の一歩手前
切迫早産も同じように、早産となる危険性が高い状態のこと
この際、絶対安静が必要なためほとんどの場合入院になる
体調管理
双子の妊娠が判明したのが2月
ということはインフルエンザが流行ってた時期です
母体である妻がインフルエンザになってはいけないということで家庭内では徹底して体調管理をしました
妻の体調管理
妊娠中なので薬が飲めません
とにかく風邪をひくようなリスクがある行為をなるべく避けるようにしてました
長男妊娠中の切迫の経験もあったので、普段から激しく動かないように気を付けていました
私の体調管理
これが一番大事です
私が1番気をつけないといけない立場です
毎日仕事に行って夜遅くに帰ってくる
風邪やインフルエンザを家に持ちかえってくる危険因子です(笑)
やっていた対策
- ウイルス除去ネックレス着用
- 帰ってきたら即お風呂
- マスク着用(この時はまだコロナは出ていません)
- 空間除菌グッズを部屋中に
- アルコール消毒を持ち歩き
こんな感じでやりすぎだろってくらいやってました
実際ここまでやる必要はないかもしれませんが、私の中ではゲン担ぎ的な感じでやってました
これだけやっていれば安心!というメンタル面を豊かにするためにやっていた感じです
子どもたちの体調管理
実はこの年、長男がインフルエンザになったのです
先ほどの私の体調管理でさんざんやっていたのも関わらず、幼稚園からもって帰ってきたようです
確かに流行っていたのでこれはしょうがないです
ただ、家にインフルエンザの長男と妊婦である妻、間に挟まれて次男がいる
この環境はとても危険な香りがしていました
長男の世話は私が見れますが、次男はまだこの時3歳で幼稚園に入る前の段階
インフルエンザの長男のことなんか分からないのですぐに近づこうとします
正直子供たちの体調管理は何かをするってことはできないままインフルエンザになってしまったので、今考えたらとてもリスキーだったと思います
結果、長男だけがインフルエンザになって他は誰もならなかったので結果オーライでした
真冬のインフルエンザの時期の妊娠はとても危険がいっぱいなのでお気をつけください
兄弟の面倒
妻が妊娠初期のころは「切迫」の恐れがあったので、できる家事はなるべく私がやってました
この時すでにフリーランスで美容師をやっていたので時間に関しては結構自由にできたので、昼間はなるべく入れるだけ家にいて掃除や洗濯、子どもの送りお迎え等々をこなし、夜メインで働いていました(夜型美容室なので夕方から深夜って感じでも働けます)
特に、長男が幼稚園の年長で卒園を時期、そして入学、次男が入園といったイベントがたくさんある時期だったので、特に妻の体調には気を使いましたね
私のように自由に働ける環境だったのがまだ乗り切れた理由かもしれませんが、例えばご両親が近くにお住いの方であれば、うちと同じような状況であれば絶対助けてもらった方がいいです
こういうときは親に甘えましょう
上のお子さんを預けることでリラックスできる時間が作れるのでそれだけで妊娠の負担が和らぎます
そしてお父さん!
妊娠してる奥様を妊娠初期は特にしっかりサポートしてあげてください
すでに上にお子さんがいれば、そのお子さんの面倒は全て自分が見る!っていうくらい手伝ってあげてください
そのお子さんにとってもパパとの時間ができて幼少期の素敵な思い出ができますからね!
連載第4話まとめ
ハイ!
というわけで今回はここまで!
第1話~第3話
妊娠初期は結構難関が待ち構えています
できる限りお父さんはサポートできる体制を整えてください!
次回は「妊娠中期」のお話:【連載】双子を育てる|妊娠中は夫としてどんなサポートが必要なのか?ベビーカーは横?縦?
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[…] 第4話 妊娠初期|悪阻との闘いと体調管理|兄弟のケア […]