1分でわかる「鬼滅の刃」

いま大注目のジャンプ作品『鬼滅の刃』とは

吾峠呼世晴によるマンガ『鬼滅の刃』は、漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載中の大人気作品。シリアスとコミカルの絶妙なバランスと、テンポよいストーリー展開で多くの読者を惹きつけ、2019年4月からは豪華声優・キャストでテレビアニメが放送されました。アニメのヒットに伴い、2019年10月時点での単行本の累計発行部数は1600万部を突破。アニメ映画や舞台化も決定しており、今後の展開にもさらなる期待が寄せられています。

『鬼滅の刃』のあらすじ・ストーリー

時は大正時代。主人公・竈門炭治郎は、家族を支えるために炭焼きを営みながら平穏に暮らしていました。ある日、炭治郎が家に帰ると、そこには人食いの怪物「鬼」に惨殺された家族と、鬼と化した妹・禰豆子の姿が。炭治郎は、家族の仇を討つため、鬼と化した妹を人間に戻すために「鬼狩り」の道へ進むことを決めるのでした。

2020年公開の劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』

2020年10月16日に、劇場版『鬼滅の刃 無限列車編』が公開することが発表されました。本作では、炭治郎たちが無限列車に乗車するシーンで幕を閉じたアニメ版の続編ストーリーが描かれるとのこと。公開前のティザー動画では、鬼殺隊・柱のひとりである煉獄杏寿郎が炎のなか刀を抜く姿が映し出され、ファンからの期待の声が挙がりました。公開後も、前代未聞の上映回数の多さや、初日だけで10億円を突破した興行収入の話題で世間からの注目を集めています。

鬼狩りの集団「鬼殺隊」と最強剣士「柱」

人間の生活を守るため鬼を狩る集団・鬼殺隊

「鬼」と呼ばれる人喰いの怪物と戦うために結成された組織「鬼殺隊」。前線で戦う隊士と、隊士を支える者たち数百人で構成され、その歴史は1000年以上にも遡ります。鬼殺隊の剣士は、鬼を倒すことのできる特殊な刀「日輪刀」と、身体能力を著しく上げる呼吸法「全集中の呼吸」を駆使して鬼の討伐にあたります。人間離れした身体能力をもつ者が集まる鬼殺隊ですが、修練から任務に至るまで、常に死と隣り合わせでいつ命を落としてもおかしくないほど。構成員の平均年齢の低さや死亡率の高さが、人類の存亡をかけた戦いの凄まじさを物語っています。

鬼殺隊の最強剣士・柱

鬼殺隊には”階級”があり、そのなかのトップに君臨する最強の剣士9人が「柱(はしら)」と呼ばれる者たち。各人が極めた呼吸の流派に従った「◯柱」という肩書をもち、一般隊士を遥かに超えた強さを誇ることから、読んで字のごとく「鬼殺隊」を支える存在となっています。

水柱:冨岡義勇(とみおかぎゆう)
蟲柱:胡蝶しのぶ (こちょうしのぶ)
炎柱:煉獄杏寿郎 (れんごくきょうじゅろう)
音柱:宇髄天元 (うずいてんげん)
霞柱:時透無一郎 (ときとうむいちろう)
恋柱:甘露寺蜜璃 (かんろじみつり)
蛇柱:伊黒小芭内 (いぐろおばない)
風柱:不死川実弥 (しなずがわさねみ)
岩柱:悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)