キャンプでの一番の楽しみは「焚き火」
そう思っている方も多いことと思います

好きすぎて夏でも焚き火をしちゃいます…その結果、指を9針縫う怪我をしたこともあります…って全然自慢になってませんがw
それはさておき…
焚き火は普段の生活ではなかなか出せない火力で美味しい料理を作れたり、焚き火を囲ってみんなで語ったり、くつろいだり、いろんな楽しみ方ができる!それが醍醐味です!
そして焚き火をするのに『薪』は欠かせないアイテムですね!
今回はキャンプで使う『薪』を準備するために知っておきたい知識、そして取り扱う際の注意点を解説して行きたいと思います
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コンテンツ
薪はどこで入手する?

私自身は、キャンプに行く前に準備することが多いです。あとは足りない分を現地で調達するといった感じです
入手先は色々あるので個人の判断で買いやすいところで買いましょう
一例を紹介して行きます
ホームセンターで購入する

ホームセンターによっては、薪は、若干高めに値段設定されている場合があります。そして店舗によって品揃えはマチマチ…
近くのホームセンターの薪事情を是非一度確認してみてください
※参考サイト:コメリドットコムで広葉樹の薪を買う
キャンプ場で購入する

大抵のキャンプ場では薪を取り扱っていますので現地で買うのも一つの方法です
やっぱりキャンプは荷物の問題があります。いくらオートキャンプといっても家族全員で行くと意外と車内はパンパンになってしまいますし、薪は針金や糸で巻かれている状態だったりするので、上手く積み上げての車に乗せるのが困難な場合があります
ただ、その日の状況によって、薪が販売されていなかったり、チェックインが遅れると売り切れてしまったりすることもあります
完全に現地に頼った考えではいけませんので、事前に予約できるところであれば必ず薪の購入の予約をしたり、前日等に薪の在庫の確認をしてみたりすることがおすすめです

ネットで購入する

ネットでなんでも買える時代です
それこそAmazonやYahooショッピング、楽天でも購入可能です
※Amazonアソシエイトのリンクになっております

メルカリやその他のフリマサイトでも、薪を出品している業者さんや個人の方がたくさんいるのでそこから買うのも方法だと思います
個人で出品している場合などは結構お安く売ってもらえる可能性大です
ただし、Amazonなどの場合は配達指定が可能なので、キャンプの前日までに準備することが容易ですが、フリマサイトの場合は、配達日を指定できなかったり、遠くからの個人発送のため時間がかかる可能性があります。フリマサイトで購入する際は早めに購入することをお勧めします!
薪は使い方に合わせて種類を選びましょう

まだキャンプ初心者だった頃、薪の種類があるなんて知りませんでしたw
お恥ずかしい…
とかいいつつ、今でもそんなに気にしてないのが現状です
そんな私自身も改めて薪の種類を勉強しましたので、ここに共有させていただきます
正直、焚き火するなら必読ですw
火熾し・調理には針葉樹薪

基本的には火をおこす際は、細木から燃やすのが常識とされています。あたりまえですがいきなり太い薪には火はつきません…
徐々に長く太めの薪を入れて火を大きくするのがセオリーです
この初めの火おこしで最適な薪の種類は、「針葉樹薪」です
スギやヒノキ、アカマツなどの針葉樹を使った薪は火が付きやすいのが特徴
これはまさに火おこしに最適です。ちなみに、炎も高く上がりやすいため。調理の時にも活躍してくれる薪です!
特に針葉樹の中でもスギは割れやすく、細かくしやすいので、着火する時の焚き付け用として重宝します
デメリットは火持ちが悪い。燃やすと「クレオソート」と呼ばれる有害物質が出てきます
薪ストーブでこれを使いすぎると空気の通りを悪くなり燃焼効果を低下させてしまいます。それだけでなく、煙突内火災につながるといった大事故にもつながるので注意が必要です
薪ストーブ・キャンプファイヤーには広葉樹薪


参考記事:埼玉県のオススメキャンプ場①ウォーターパーク長瀞|ピザ窯が使えるプランも!


用途別で変わる!太さの異なる薪

これも初心者の時は全く気にしてなかった点です

というわけでここからは、薪の太さに応じた役割のご紹介をいたします
って偉そうにいってますがこれも私は最近知りましたw
焚き付け用
細めの薪は焚き付け用です
おそらく、ホームセンターなどで購入する薪は太さが直径7〜8cmくらいのものが多いです
それを2cmくらいに細くして使うのがベスト
もちろんすでに焚き付け用に2cmくらいに細くカットされた薪も売ってますので、購入できる方は買っていくのもいい方法です!
ちょっと余談ですが、冒頭でもお話したように、私はキャンプ中に9針縫う怪我をしました
それはまさにこの薪を細くしようとしていた時の出来事です
今では笑い話ですが、その時は救急車を呼ぶくらい大変なことになっていました。
幸い、指は普通に動くように回復できたので不幸中の幸いではありましたが、薪割りの際は十分注意して行ってください!
手袋は必須です!
そんな経験をしてから手が切れない手袋を買ったのは本当の話ですw
ホームセンターやネットで買った薪が太いのばかりだったら、事前に数本を細木にしておくことをおすすめします!
現地で薪を切ろうとした場合に、万が一怪我でもしたらせっかくの楽しいキャンプが台無しになってしましますからね…w
火の調整用
太さが約5cmほどの薪は火の調整用に適しています
ホームセンターで売ってる薪は大体このくらいか、もうちょっと太いくらいなので、ここに位置します
細木で火付けをしたら、ちょっと太めの薪をくべて、徐々に火を大きくして行く感じにしましょう
火の高さが15cm〜20cmくらいになったら、五徳をおいて、調理開始です!
いきなり太い薪では火がつかなくて、逆に火力が弱まってしまうので、焦らず細いものから順番に使って行きましょう!
この時おすすめは、「岩塩プレートです」
これと五徳の上におき、その上で肉を直接焼く!もう想像しただけでうまそうですw

燃焼用
ここまで来たら最後は想像できますね!
太さが約10cmほど太めも薪は長時間燃焼に使いましょう!
太めの薪で、しかも木の皮が付いているものの場合は、薪をくべる際に皮の方を下にしておきましょう。皮の方が燃えやすいので、火が消えてしまうリスクを回避できます!
薪はどれくらいの量を用意すべき?

これも私自身はじめは全く分かっていませんでした初めて家族でキャンプにいった時、夕方くらいに私が焚き火台に薪をセットして、火をつけ、その間に夕飯の準備をしていたら、なんと!子供たちが薪を勝手にどんどん入れてしまい、肝心な夜に薪が足りなくなるという失態を犯してしまいましたw

焚き火をする場合の薪の量
これは経験上でお伝えします。私がいつも使っている薪はホームセンターで1束1000円くらいで重さが約7.5kgです。この1束で3〜4時間は連続して焚き火が可能です
冬の場合は暖を取るために昼過ぎから焚き火すると考えると2束はあった方が安心です
とは言ったものの、私は1泊のキャンプの場合、その1束だけで行きます
結果的に荷物になるので、2束も車で運びたくないだけなんですけどねw
なので、1束は確実に確保するという意味で事前に購入して持っていき、余裕があれば現地で追加の調達をするといった考えもいいと思います!あとはキャンプ場によっては薪がサービスされたり、森林の中のキャンプ場であれば、落ちてる枝などをつかうのもありです。ただし、落ち葉などの細かいものを燃やすと、灰が細かくなり、風で飛んでしまい、周りのキャンパーさんに迷惑をかけることもあるので注意しましょう!
それから、最近流行っている2次燃焼型の焚き火ならもっと火持ちがいいです。特にソロキャンの場合は荷物をなるべく少なくしたいはずなので、おすすめです!
私の大好きなDODの2次燃焼型の焚き火台です!
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薪ストーブに使う場合の薪の量

薪ストーブを使うということはおそらく使うのは冬。冬のキャンプは寒さとの戦いでもあり、寒さを楽しむという面もあります。
冬に1泊2日でキャンプをする場合、最低25kgほどの用意が必要と言われています
実は私は薪ストーブを利用したことがないので説得力がありませんが…w
薪ストーブを使う場合でも焚き火もすると思います。そうなると30kgくらいの薪が必要になるってことなので、さすがに車に予め30kgの薪は正直嫌ですw
薪ストーブを使う場合は、現地で調達できるキャンプ場が理想ですね
薪の組み方

これも初心者の時は苦労しましたw
なんとなく薪をいろんな方向からおいて空気の通り道を作ればいいのかな、なんて考えて試行錯誤やってましたが、やはり素直に調べて先人の知恵をお借りするべきだと痛感しました!
井桁型

キャンプファイヤーの定番ですね
漢字の「井」の形に組むからこの名前になってます
火つきもよく、高さがあり、見応えのある焚き火になります
合掌型

少ない薪でもしっかり燃やせる方法です!
通称ティピー型とも言われ、山のように積んで行く方法です
こちらも高さのある豪快な焚き火が可能
ただし、組む時に薪のバランスを取るのが難しかったり、燃焼が早くてすぐに薪がなくなるというデメリットもあります
でもこの形、私好きですw
並列型

数本の薪を並べておいた方法。薪が安定するというメリットがあります
始めに2本の薪を置き、それをベースに薪を数本並べていきます。燃焼効率が良いことと、高く積み上げる組み方ではないので、調理の時に良い形です
キャンプで薪を使う時の注意点
キャンプに行くようになり、焚き火の魅力に囚われ始めた頃が要注意です!
そもそも焚き火は「炎」です。体にあたれば当然大火傷です。そんな危険と隣合わせであることは大前提で忘れないでください!特に小さなお子さんがいるご家庭での家族キャンプの時は子供から目を離さないようにしましょう
それから、風向きによって、火の粉が飛んでいきます
私の経験談ですが、新しいテントを買って、初めて使ってみた時に限って、焚き火の火の粉がテントに当たって穴が開くという…悔しいジンクスがあります…泣

しかし、山の天気は変わりやすい…風向きも一定ではない…正直難しいので、私はテントに穴が空いたくらいじゃへこたれません…w
薪は乾燥させましょう


また、雨などで表面が濡れてしまった場合、できるだけ焚き火の下で乾燥させるか、ナイフや鉈で濡れている部分を削って使用するようしましょう!
キャンプ場のルールを守る

キャンプ場の多くは直火が禁止です!
使用するキャンプ場のルールは必ず確認しましょう!
ルールは守ってこそ自由にキャンプを楽しめるもんです!
日本のキャンプ場で直火がOKのところはあまりありません。焚き火台で焚き火をするのはもちろんのこと、その下には焚き火用の耐熱シートもお忘れなく!
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まとめ
今回は焚き火に関してちょっとだけ掘り下げて勉強してみました
私自身もかなり勉強になり、次回のキャンプに生かしたいことばかりです
ぜひこの記事の内容を参考にして楽しい焚き火ライフをお楽しみください!